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2017年の訪日外国人ベジタリアン〜人数と市場規模〜

これまでの訪日外国人ベジタリアンに関する記事では、ベジタリアンの種類や日本での困難について説明してきました。

<参考>
訪日外国人ベジタリアン〜基礎知識〜
訪日外国人ベジタリアン〜日本での困難〜

では、そもそも訪日外国人の中にベジタリアンはどれくらいいるのでしょうか?また、ベジタリアンは日本滞在中にどれほど食事にお金を使うのでしょうか?

今回はその点について考えてみたいと思います。

ベジタリアンが多い国

残念ながら、世界中にベジタリアンが何人いるのか、どの国に何%くらいいるのかという正式な統計はありません。

ただ、一般論として、「人口に占めるベジタリアンの割合が高い国」というのは存在します。

ある程度オフィシャルなものから、新聞記事レベルの情報も含め、弊社が独自に調査したところでは以下のような結果になりました。

調査方法やベジタリアンの定義が異なっていたりするので、正確性は保証できませんが、全体像は掴んでもらえるかと思います。

これを見ると、インドがベジタリアン率29%と圧倒的です。人口が13億人の国なので、すごい人数ですね。インドは宗教・文化的な理由からベジタリアンが多いです。

2位と3位はイギリスとスイスで14%。欧州では、特に環境や動物愛護などのエシカルな理由で、菜食を選択する人が増えていると言われています。

4位は台湾で13%です。台湾は仏教文化ということもあり、「素食」と言われるベジタリアン文化が普及しています。台湾の素食は英語で「オリエンタル・ベジタリアン」と呼ばれ、少し特殊です。

卵や乳製品を含む一切の動物性のものを口にしないという点ではビーガンと同じですが、オリエンタル・ベジタリアンはさらに五葷と呼ばれる野菜類(ネギ、ニラ、ニンニク、ラッキョウ、アサツキの5つ)も避けます。

なお、弊社の調査によると、日本のベジタリアン率は4.5%です。
日本のベジタリアン・ビーガン・ゆるベジ人口調査 by Vegewel

訪日外国人の中のベジタリアン

では、訪日外国人の中にベジタリアンはどれくらいいるのでしょうか。

上記のベジタリアン率に、2017年の訪日外国人数を掛け合わせ、訪日ベジタリアン数を算出しました。さらに、訪日ベジタリアン数を足し合わせ、全体の合計として出しています。

この推計によれば、訪日ベジタリアン数は134万人、2017年の訪日外国人数が2,869万人だったので、全体の4.7%を占めることになります。

そして、2017年の訪日外国人の飲食費は8,857億円でした。

ベジタリアンの飲食費がこの4.7%だと考えると、訪日ベジタリアンの市場規模は416億円と推計できます。

食のバリアフリーを目指すサービスVegewel

弊社では、ベジタリアン・グルテンフリー・アレルギーなど「食の制限」に特化したレストラン情報サイトVegewelを運営しています。

健康・ポリシー・宗教などを理由に特定の食材を避ける人は、日本人にも外国人にも数多く存在します。しかし、海外に比べて日本はこの認識が薄く、対応が大きく遅れています。この現状を変え、「食の制限」に関係なく、みんなで笑って食事ができる文化を日本に創ることを目指しています。

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